日本の伝統的なスポーツの一つといえば相撲がありますよね。毎日テレビで見ている方や、会場に足を運んでいる方、様々なブログをチェックしている方もいらっしゃると思います。今回は大相撲の開催場所や番付などについてご紹介します。
大相撲の日程や開催場所一覧
大相撲の開催は奇数月の1月(初場所)・3月(春場所)・5月(夏場所)・7月(名古屋場所)・9月(秋場所)・11月(九州場所)の6場所があります。
期間は日曜スタートで日曜終わりの15日間連続で行われ、第1日目を初日、8日目を中日、最終日を千秋楽と呼びます。
このように年6場所の1場所15日間が定着したのは、1958年(昭和33年)からです。
NHKでは夕方頃からの解説放送となりますが、取組は朝から行われています。
『開催場所』
2019年の開催日時・場所は1月場所が国技館で2019年1月13日〜27日、3月場所がエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で2019年3月10日〜3月24日、5月場所が国技館で2019年5月12日〜26日、7月場所がドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で2019年7月7日〜21日、9月場所が国技館で2019年9月8日〜22日、11月場所が福岡国際センターで2019年11月10日〜24日です。
2020年の開催場所も同じで、初日と千秋楽はどちらも日曜になるので開催日は若干前後します。
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大相撲の番付や力士について
大相撲の番付は10段階あり、下から序ノ口、序二段、三段目、幕下、十両、前頭(平幕)、小結、関脇、大関、横綱となっています。このなかで十両以上を関取といい、前頭以上を幕内と呼び、小結・関脇・大関をまとめて三役と呼びます。
大相撲は総勢600名程度の人で争われおり、そのトップリーグと言われる幕内は40名以内となっています。
幕内の一つ下にある十両(10枚目)は合計28名(東西14名ずつ)で、幕下と幕内の間に位置しています。力士の中では関取であるかないかで待遇が大きく異なりますので、とても大きな意味がある地位と言えるでしょう。
『関取』
十両以上は関取と呼ばれ幕下以下と待遇に大きな差があります。
関取になれば、力士の証とも言える大銀杏を結うことができ、付き人もつきます。個室も与えられ、給料がもらえるようになります。
知らない人も多かったと思いますが、力士で給料がもらえるのは十両からです。給料は十両で年収1200万円以上と言われています。
大相撲のチケット料金や前売り
大相撲のチケットはインターネット、電話などで購入することができます。前売り販売は場所開始の約1ヶ月前から行われています。
チケット料金はタマリ席が14800円、マスA席が11700円、マスB席が10600円、マスC席が9500円、イスA席が8500円、イスB席が5100円、イスC席が3800円、自由席が2200円(4歳〜15歳は200円)となっています。
マス席では親方と記念撮影が出来るチケットなどがあり、マス席・イス席にはファミリー/シニア料金があります。
詳しい料金や詳細に関しては日本相撲協会のホームページからご確認ください。
大相撲の結果速報はどこで確認出来る?
大相撲の通常の結果速報・優勝速報は、日本相撲協会のホームページやその他のサイト、テレビなどで確認することができます。ホームページでは結果速報以外に、巡業スケジュール、取り組み、力士の写真・画像、チケット情報、アクセス情報(会場情報)、お土産・お弁当情報、団体申し込み情報などを確認することができます。現在の横綱を知りたいときは力士データをチェックしてみましょう。
大相撲観戦の座席
大相撲観戦の座席は大きく分けて、タマリ席、マス席、イス席の3種類となっています。『タマリ席』
タマリ席とは、取り組み中に砂がかかる可能性があるため通称「砂かぶり(かむり)席」と呼ばれる席で、土俵周りの席となっており座布団に座っての観戦となります。土俵の周りの東西南北で合計500人程度の席が用意されています。
土俵に近い300席は維持員席となっており、後援団体や一定金額以上の寄付をした個人・法人の席となっています。
タマリ席では土俵に近い席となっているので、力士が土俵から転落して怪我をした際の保証などはなく、飲食やカメラ・携帯電話の使用は禁止で写真撮影もできません。
『マス席』
マス席はタマリ席の後ろにある席で、正方形の形をしたスペースに4人分の座布団が敷かれています。
席は1〜8列目がマスA席、9〜12列目がマスB席、13〜15列目をマスC席と呼び、値段も異なります。
一部では1〜6人用の席もあります。飲食は自由なのでお弁当を食べたり、お酒を飲みながら観戦することができます。
『イス席』
イス席は2階にある席で、1〜6列目がイスA席、7〜11列目がイスB席、12〜13列目がイスC席となっています。
イス席は2階からの観戦なので土俵から離れていますが、他の席と違い安い料金で大相撲の雰囲気を楽しみながら観戦することができます。
また、イス席の14列目は自由席となっており、当日券での販売となります。
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