誰もがパソコンや携帯電話・スマホで利用したことのあるルート検索。一般道路や高速道路のルートや距離、時間を調べることが出来ます。目的地にたどり着くために、どの交通手段で行くのが早いのか・安いのか、などを事前に調べることはもちろん、最近では、音声案内機能がついていて、まるでカーナビみたいなドライブルートを案内してくれるサービスもあります。
地図のルート検索
スマホに標準装備されているものから、無料アプリまで、代表的な5つの地図アプリの特徴はこちら。
・Googleマップ
4種類の中では、地図が最も詳細で見やすい画面。地図画面も「航空写真」「路線図」「交通状況」「自転車ルート」「地形」など簡単に切り替えられる。
・Yahoo!MAP
目的地の周辺スポット検索が充実している。施設だけでなく、Yahoo!Japanのデータを取り込んでいるので、「雨雲レーダー」「混雑レーダー」などの表示切替もできる。
・NAVITIME
ナビ主体のアプリなので、他アプリに比べて情報量は少ない。道路の表示はくっきりと見やすく表示されているので、ナビ中心に使う人にとっては使いやすい。
・MapFan
地図画面は色分けしていて見やすい表示。有料課金で「渋滞情報」「オービス情報」などが利用できる。
・地図マピオン
詳細情報は他地図サービスに劣るが、「周辺のトイレ」などの周辺情報が充実している。
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自転車のルート検索
「主な移動手段は自転車」という人にとっては、カーナビ使用のナビでは少々使いにくいものです。そんな人には、自転車専用の「自転車NAVITIME」がおススメです。
ただし、注意したいのが使い方。
以下の行為は道路交通法で禁止されています。
・スマホを操作しながら自転車運転。
・イヤホンやヘッドフォンで音楽を聴きながらの自転車運転
ナビ機能として使う場合には、自転車にスマホホルダーを予め装着し、スマホをセットしてから走行するようにしましょう。
▼自転車NAVITIMEの使い方
1:目的地を入力する。
「推奨ルート」「距離が短い」「坂道が少ない」「坂道が多い」「大通り優先」「裏通り優先」「サイクリングロード優先」の7種類のルートが出てくる。
「詳細」で坂道の有無をチェックしてから、ルートを選択する。
2:スマホホルダーにセットして、走行開始。
ちなみに、Googleマップにも「自転車」マークはありますが日本国内では使えません。
このマークは、自転車専用道路を選んで提示するもので、日本ではまだ全国的に自転車専用道路が整備されていないので、使用できないようです。
Googleのルート検索
地図アプリの中でとても人気なのが『Googleマップ』。ルート検索はもちろん、たくさんの便利な機能が隠されているので、楽しみながら使える地図サービスの一つです。Googleマップでルート検索を使う際、予めGoogleアカウントを作り、自宅の住所を登録しておくと、自宅住所の入力する手間を省くことができます。
また、ログインしてルート検索すると、過去に検索した出発地・目的地が履歴としても残るので、同じ場所に行く場合は、過去の履歴からすぐに設定できます。
▼Googleマップの使い方(電車編・徒歩)
1:出発地と目的地を入力する。
2:移動手段で「電車」のマークをタップする。
3:電車移動の場合、「出発時間」や「到着時間」を設定することもできる。また、バスと電車のどちらを優先するかも選べるので、バス移動だけで行きたい場合なども、検索しやすい。
4:「所要時間」「利用路線」「料金」を含めた、候補ルートが出てくるので、その中から一つをタップする。
この時出てきた、バス停や駅名をタップすると、時刻表も見ることが出来るので、前後の時間も分かる。
5:徒歩ルートの場合も「ナビ開始」をタップすると、ナビ機能を使うことが出来ます。
▼Googleマップの使い方(自動車編)
1:出発地と目的地を入力する。
2:移動手段で「自動車」のマークをタップする。
3:経路オプションで、「高速道路の利用有無」「有料道路の利用有無」「フェリーの利用有無」を設定する。
4:「所要時間」「移動距離」「混雑状況」を含めた、候補ルートが出てくるので、その中から一つをタップする。
5:カーナビとして利用する場合は「ナビ開始」をタップしてスタートさせる。
▼タクシー手配も可能になった
Googleマップの新しい機能としては、全国タクシーを呼べるようになったこと。
ただし、Googleマップでタクシー配車は完了せず、「全国タクシー」アプリを事前にダウンロードしておくことが必要です。ルート検索で「タクシー」を選び、「全国タクシー」を開くことで、目的地の設定が継続されたまま配車が可能になります。
電車やバスのルート検索
外出や旅行などで、公共交通機関を利用する際に便利なのが、乗換案内アプリ。そのほとんどが無料で利用できるサービスです。各社の特徴を比べてみましょう。
・乗換案内
使いやすいシンプルなデザイン。電車の始発・終電を簡単に調べられる。
・駅すぱあと
文字入力の手間を省き、路線図から目的地検索が出来る。一度調べたコースを最大20件まで登録可能。
・Yahoo!乗換案内
煩わしい広告がないので、見やすい。乗換にスムーズな乗車位置も教えてくれ、一本後・前の電車もすぐに調べられる。
(4)乗換NAVITIME:路線図から調べやすい
300円(ituneの場合400円)のプレミアムコースに登録すると、遅延や運休などのリアルタイム運行情報をプッシュ通知で使える。
・いつもNAVI
ゼンリン地図で目的地を把握できる。また、通信不要のキャッシュ機能で、超高速の閲覧可能。
徒歩での地図をみながらルート検索
地図の読み取りが苦手な人にとっては、目的地までの地図を開いても、迷ってしまうこともあります。そんな時は、音声ガイド機能を利用すると迷うこともありません。
ただし、ここでも注意したいのが使い方。
歩きながらスマホ操作や、歩きスマホは、事故などにつながるマナー違反です。ヘッドフォンやイヤホンを使い、ナビ機能を聞きながら歩くようにしましょう。
▼音声ガイド機能がついている主なルート検索サービス
(1)Googleマップ(無料)
目的地を検索し、「ナビ開始」をタップすると音声案内開始。
(2)NAVITIME
月額300円の会員登録を行うと、音声ナビ案内が出来る。カーナビとしても利用可能。
(3)MapFan+
無料で音声案内利用可能。
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