日本国内には数多くの温泉があります。ゆっくりとしたい時や疲れた時に温泉に入りたくなりますよね。次の旅行に温泉に行こうと考えている人も多いのではないでしょうか。今回は、日本を代表する温泉の一つである有馬温泉についてご紹介します。
有馬温泉とは
有馬温泉といえば日本最古の温泉とも言われ、由来には諸説ありますが日本三古泉や三名泉にも選ばれている有名な温泉です。国内外からたくさんの人々が訪れる観光スポットとしても有名です。
有馬温泉は、古事記や日本書記にも名前が登場するほど歴史があります。631年に舒明天皇が入浴したことでも知られており、その他にも白河法皇や後白河法皇が訪れたとも記されています。
一般的に多く知られているのは、豊臣秀吉が湯を気に入り疲労回復や武将の接待にも利用した土地ということです。震災時などには復興にも資金を提供しています。
『泉質』
有馬温泉の泉質は、単純性温泉、二酸化炭素泉、塩化物泉、含鉄泉、硫黄泉、放射能泉の7つの主成分が含まれており、金泉と銀泉の2つがあります。
金泉は茶褐色で、海水より塩分濃度が高くお湯はマイルドな肌触りで、保温効果が高く殺菌力が強い温泉です。その他にも冷え性、腰痛、関節痛などにもおすすめです。含鉄強塩泉のため鉄分を多く含み空気に触れると酸化して茶褐色に変化します。
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有馬温泉の日帰り入浴や営業時間
有馬温泉には日帰り入浴施設が多数あり、旅館やホテルでも日帰り入浴サービスを行っているところが多々あります。ここでは日帰り入浴できる施設について幾つかご紹介します。『金の湯』
有馬温泉での日帰り入浴で一番有名なところではないでしょうか。2002年にオープンした外湯で、有馬温泉の泉源の一つである金泉に入ることができます。営業時間は8時〜22時(21時半最終入館)までとなっており、毎月第2・4火曜日(+元日)が定休日となっています。
入浴料金は大人(13歳以上)650円、子供340円、幼児(5歳以下)140円となっており、とてもお手頃価格で入浴することができます。
『銀の湯』
銀の湯は金の湯とともに有名な有馬温泉の外湯で、炭酸泉・ラジウム泉の銀線を楽しむことができます。営業時間は9時〜21時(最終入館20時半)までとなっており、毎月第1・3火曜日(+元日)が定休日となっています。
入浴料金は大人(13歳以上)550円、子供290円、幼児(5歳以下)120円となっており、とてもお手頃価格で入浴することができます。
『太閤の湯』
太閤の湯は2014年2月に大改装を行いオープンしました。金泉と銀泉、炭酸泉の26種類のお風呂や岩盤浴を楽しむことができます。館内にはお食事処、休憩所、ゲームコーナー、お土産売り場などがあり、温泉にも何度でも入ることができ、ゆっくりと過ごすことができます。
営業時間は10時〜23時(最終入館は22時)で、料金は平日が大人2400円、子供1200円、幼児400円、土日祝日と繁忙期が大人2600円、子供1300円、幼児500円となっています。
お値段は少し高めですが、バスタオル、フェイスタオル、館内着も付いていますので1日中ゆっくりと過ごすことができます。
また、2018年5月7日〜2019日3月31日は大規模改修工事を実施のため休館になります。太閤の湯や有馬温泉のクーポンもありますので、行かれる際には一度調べてみてください。
有馬温泉の観光や観光マップ
有馬温泉には情緒あふれる温泉街や念仏寺、極楽寺、温泉寺など様々な観光スポットがあります。地図片手に是非散策してみてください。温泉街の地図や観光マップに関しては有馬温泉のホームページよりご確認ください。
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有馬温泉へのアクセス
有馬温泉への最寄駅は、神戸電鉄有馬線の有馬温泉駅になります。大阪からアクセスされる際にはJR神戸線「三宮駅」より、神戸市営地下鉄に乗り換え「水上駅」にて神戸電鉄に乗り換え「有馬口駅」にて、神戸電鉄有馬線に乗り換えて有馬温泉駅へ行きます。
東京や名古屋から向かう際には、新幹線の新大阪駅もしくは新神戸駅より有馬温泉へアクセスください。
また、宝塚や三宮、梅田、京都など様々なところから有馬温泉へのバスも出ています。
車でアクセスされる際には有料の駐車場が幾つかありますので、そちらをご利用ください。
有馬温泉のランチやお土産
温泉街は食べ歩きスポットとしても有名で、様々な飲食店やお土産屋さんが立ち並んでいます。有名どころでいえば、炭酸煎餅、有馬サイダーですね。温泉を含んだ石けんなど美肌用品も売っています。
ランチでは古民家カフェ「チックタク」、ランチブッフェと温泉の両方が楽しめる「月光園 遊月山荘」、雰囲気たっぷりのソバ屋「蕎麦 土山人 有馬店」などがおすすめです。
温泉街グルメも存分に楽しめる有馬温泉はとても楽しめる場所となっています。
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